マイナーだが興味深い展示を
沖縄戦終了の見通しがついた1945年6月、米英軍は日本本土上陸作戦ダウンフォール作戦に向けて動き出しました。それによって航空母艦群が日本近海で活動し、艦載機で日本を攻撃するようになり、その護衛にあたっている高速戦艦に艦砲によって直接攻撃をするよう命令が下ります。しかし、あらかじめ照準を済ませて手ぐすね引いて待っているであろう沿岸砲や日本軍が設置した機雷は十分脅威となるため、攻撃目標は慎重に選定されました。そうして選ばれた6つの都市の中で最重要とされたのが浜松です。この展示では浜松がなぜ最重要の目標となったのか?目標となった施設はどのようなものか?被害状況はどうか?といった疑問を国会図書館などに所蔵されている当時の資料から読み解き考察し、この作戦の全容を明らかにします。また、当時の貴重な動画をモニターで上映しています。ぜひご覧になってください。
location_onA310A会場3階